2人以上でコスプレをするとき、そろえ方を間違えると、写真で誰も目立ちません。逆に、ばらばらだと「たまたま並んだ人たち」に見えます。
そろえる要素と、変える要素を分けて考えると解決します。
そろえるものは1つでいい
全部そろえる必要はありません。むしろ、1つだけそろっていれば、そろって見えます。
| 色をそろえる | 形は自由。いちばん簡単で、失敗しにくい |
|---|---|
| モチーフをそろえる | 全員が月、全員が星。色は自由 |
| 金属の色をそろえる | 全員が銀、または全員が金。地味だが効果が高い |
| 付ける場所をそろえる | 全員が耳元だけ、など |
3つ目が意外に効きます。金属の色がそろっているだけで、写真全体の統一感が出ます。しかも、それぞれが好きな形を選べます。
付ける場所は、逆に分ける
そろえるものを決めたら、付ける場所は分けてください。
- 一人が耳元
- 一人が首元
- 一人が髪飾り
- 一人が手元
横に並ぶと、顔の高さはほぼ同じになります。そこに全員が耳元の飾りを置くと、一直線に同じ物が並ぶだけになります。場所を分けると、写真に上下の動きが出ます。
これは色をそろえた場合にとくに効きます。同じ紫が、違う高さに散らばるという形になり、まとまりと変化が両立します。
作品が同じか、違うかで変わる
そろえ方の前提が変わります。
| 同じ作品 | キャラクターの再現が最優先。そろえるのは撮り方と立ち位置 |
|---|---|
| 違う作品 | 再現の制約が無い。色やモチーフでそろえる余地がある |
| オリジナル・テーマ合わせ | いちばん自由。全部を設計できる |
同じ作品なら、アクセサリーは各キャラの設定にしたがってください。そろえようとして原作から離れると、本末転倒になります。
主役を決める
写真には中心が要ります。全員が同じ強さだと、視線の行き場がありません。
- 中心に立つ人だけ、光る物を1点足す
- ほかの人は、つや消しや小さい物にする
- 作品の主人公がいるなら、その人を中心にする
これは差別ではなく、写真の構造の話です。順番に中心を替えて何枚か撮れば、全員の写真が残ります。
人数で変わること
- 2人:対にできる。白と黒、赤と青。形をそろえて色を変える
- 3〜4人:場所を分ける方法が使える
- 5人以上:細かいそろえ方は写真で見えない。色1つだけにする
人数が増えるほど、一人ひとりの細部は写らなくなります。大人数なら、遠くから見て分かる要素だけそろえてください。
当日に決めない
そろえる話は、当日の朝に決めようとすると必ず失敗します。
- 2週間前までに、何をそろえるか決める
- 1週間前に、各自が持っている物を写真で見せ合う
- 足りない物だけ、誰かがまとめて用意する
3つ目が現実的です。全員が同じ物を買う約束は、一人買えなくなった時点で崩れます。誰かが多めに買って配るほうが確実です。
予算の差に配慮する
グループでそろえるとき、全員の予算が同じとは限りません。
- 高い物でそろえると、参加できない人が出る
- 色や形をそろえるなら、値段は関係ありません
- 「同じ物を買う」ではなく「同じ色にする」と決めれば、各自が選べる
この点でも、色でそろえる方法がいちばん柔軟です。手持ちの物で参加できます。
並び順と立ち位置
アクセサリーの話から少し離れますが、写真では効きます。
- 身長の差を利用する:高低差があると、顔の位置が散る
- 同じ高さで並ぶなら、付ける場所の高さを変える
- 色の似た人を隣にしない
2つ目が、この記事の要点とつながります。身長がそろっているグループほど、付ける場所を分ける意味が大きくなります。
撮ってもらう前の確認
全員で一度、次を確かめてください。
- そろえたはずの物が、全員に付いているか
- 誰かが忘れていないか(予備があれば貸す)
- 付ける場所が重なっていないか
1つ目は毎回起きます。忘れた人が1人いるだけで、そろえた意味が半減します。誰かが予備を1つ多く持っていくと解決します。
そろえた結果を、写真で確かめる
そろえたつもりでも、写真にすると効いていないことがあります。撮ったら、その場で1枚見てください。
- そろえた要素が、写真で分かるか
- 誰か一人だけ浮いていないか
- 全員の顔まわりが同じ高さで詰まっていないか
その場で分かれば、直せます。付ける場所を1人だけ変えてもらうだけで、次の1枚は変わります。
後からメンバーが増えたとき
直前に参加者が増えることがあります。このとき、厳密にそろえていると、増えた人が入れません。
- 色でそろえていれば:その色の物を持っていれば参加できる
- 特定の商品でそろえていると:同じ物が手に入らない
- 緩いルールほど、人が増やせる
これも、色でそろえる方法の利点です。当日に加わる人がいても、対応できます。
まとめ
- そろえるのは1つだけでよい。色か、モチーフか、金属の色
- 付ける場所は逆に分ける。顔の横が渋滞しない
- 同じ作品ならキャラの再現が優先
- 写真には中心が要る。1人だけ光る物を足す
- 5人以上なら、遠くから分かる要素だけ
- 「同じ物を買う」ではなく「同じ色にする」と決める
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