手作り・DIY

ビーズでつなぐ|針も糸も使わない作り方

ビーズを使うと聞くと、細かい手芸を想像しますが、針も糸も使わない作り方があります。

金具に通してつなぐだけ。ヤットコ2本で完結します。縫えない人でも作れます。

針を使わない方法

Tピン・9ピン まっすぐな金具にビーズを通し、端を曲げて輪にする。これが基本
丸カンでつなぐ 作った部品どうしを、輪でつなげる
ワイヤーに通す 数珠つなぎにして、両端を留める

1番目が中心になります。ビーズ1粒=部品1つと考えて、それを丸カンでつないでいくだけです。

糸を使う方法(テグスに通して結ぶ)もありますが、結び目がほどける・切れると全部ばらけるので、最初は金具を使う方法をすすめます。

そろえる物

  1. ビーズ:穴の大きさを確認する。ピンが通らないと使えない
  2. Tピン・9ピン:長さが数種類ある。長めを買っておく
  3. 丸カン:小さいものを多めに
  4. ヤットコ2本と、金具を切る道具

道具は道具の記事と同じで足ります。新しく買うのはビーズとピンだけです。

Tピンと9ピンの違い

  • Tピン:片端が平ら。いちばん下(先端)に使う
  • 9ピン:片端が輪。上下につなぐ途中に使う

下から順に、Tピン → 9ピン → 9ピン → 金具とつないでいくと、垂れる形が作れます。

間違えてTピンを途中に使うと、そこから下がつながりません。先端だけTピンと覚えてください。

輪の作り方

ここが唯一の技術らしい部分ですが、手順は決まっています。

  1. ビーズを通したら、その上で金具を直角に曲げる
  2. 曲げた先を、7〜8ミリ残して切る
  3. 先の丸いヤットコで挟み、手前に巻き込むように回す

失敗の原因はほとんど2つ目です。長すぎると輪が大きくなり、短すぎると輪にならない。最初は長めに切って、足りなければやり直せます。

穴の大きさを先に見る

買ってから使えないと分かるのが、穴の細いビーズです。

大きい穴 ピンが通る。そのまま使える
細い穴 ピンが通らない。細いワイヤーなら通ることがある
穴が無い ワイヤーで巻いて留める。ワイヤーの記事の方法を使う

商品ページに穴の直径がミリで書かれていることがあります。手持ちのピンの太さと比べてください。

色は3色まで

ビーズは種類が多いので、買い集めるうちに色が増えます。ここが散らかる原因になります。

  • 主役の色を1つ:黒、紫、オレンジのどれか
  • つなぎの色を1つ:透明か、金属の色に近い物
  • 差し色を1つ:小さい粒で1〜2個だけ

3色を超えると、小さい面積の中で色が競合します。色の考え方は色合わせの記事と同じですが、ビーズは面積が小さいぶん、色数の影響が強く出ます。

大きさの組み方

同じ大きさの粒を並べると単調になり、ばらばらだと落ち着きません。

  1. いちばん大きい粒を1つ決める
  2. その前後に、半分くらいの粒を置く
  3. 間を小さい粒で埋める

大・中・小の3段階で足ります。大きい粒は1つだけにすると、視線の置き場所が決まります。

重さに注意する

ビーズは1粒が軽くても、つなぐほど重くなります。

ガラス・石 重い。3〜4粒でもかなりの重さになる
樹脂・アクリル 軽い。大きい粒を使いたいときはこちら
金属 いちばん重い。小さい粒で使う

耳元に使うなら、樹脂の大きい粒+ガラスの小さい粒という組み方が現実的です。何グラムから痛くなるかの目安は、重さで選ぶ記事で扱っています。

作ったあとの確認

使う前に、この3つを確かめてください。

  • 輪がすべて閉じているか。すき間があるとそこから外れる
  • 切った金具の先が出ていないか
  • 軽く引いて、抜けないか

1つ目がいちばん多い失敗です。見た目には閉じていても、指で押すと開くことがあります。ヤットコで軽く押さえ直してください。

余ったビーズの使い道

ビーズは袋で売られているので、必ず余ります。

  1. 色ごとに小分けする。混ぜると選べなくなる
  2. 小さい粒は次の作品のつなぎに使える
  3. 欠けた粒は捨てる。使うと引っかかる

混ぜてしまうと、次に作るときに一粒ずつ探すことになります。買った袋のまま分けておくのがいちばん楽です。

同じ物を2つ作るとき

耳元に使うなら、左右で同じ物が要ります。ここで差が出るのがビーズ細工です。

  • 粒の数を数えて記録する。感覚で作ると必ずずれる
  • 長さを定規で測ってそろえる
  • 1つ完成させてから、それを見ながら2つ目を作る

3つ目が確実です。同時に少しずつ作ると、両方とも中途半端な形で止まります。

左右で1ミリ違う程度なら気になりませんが、粒の数が違うとはっきり分かります。数だけは合わせてください。

ハロウィンに寄せる組み方

黒+紫 いちばん外れない。透明の粒を1つ混ぜると軽くなる
黒+オレンジ 行事がはっきり伝わる。その日だけの物になりやすい
黒+金 大人寄り。行事が終わっても使える

通年で使いたいなら3番目です。色そのものが行事を指していないので、外す部品がありません。

その日だけの物にしない考え方は終わったあとも使える記事にまとめています。

まとめ

  1. ビーズは針も糸も使わずに作れる。ピンと丸カンで足りる
  2. 先端だけTピン、途中は9ピン
  3. 輪にする金具は7〜8ミリ残して切る
  4. 色は3色まで、大きい粒は1つだけ
  5. 使う前にすべての輪が閉じているかを確かめる

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