アクセサリーで迷う原因のほとんどは、色をどう合わせるかです。形やモチーフは資料を見れば決まりますが、色は自分で決めることになります。
ここでは、コスプレ全般に使える色の決め方を、順番に整理します。
金属の色は3つしかない
まず、ここを押さえてください。アクセサリーの土台の色は、実質3種類です。
| ゴールド | 暖かい。華やか、豪華、古い時代。赤・茶・緑と合う |
|---|---|
| シルバー | 冷たい。現代的、清潔、硬い。青・紫・黒と合う |
| 黒(黒メッキ) | 硬い。暗い、強い。どの色にも合うが、暗い衣装では消える |
この3つのうち、その日に使うのは1つだけです。金と銀を混ぜると、写真では「そろえ忘れた」ように見えます。
どれを選ぶかは、衣装が決める
自分の好みではなく、衣装にすでに付いている金属の色に合わせます。
- ボタン、バックル、ファスナー
- 刺繍の糸、飾りの縁取り
- 小道具の金具
これらが金なら金、銀なら銀です。衣装に金属が無い場合だけ、自由に選べます。
髪の色との関係
顔まわりに置くなら、髪の色とも隣り合います。
- 暗い髪:銀・金・色石、どれも映える
- 明るい髪(金・白):同系の金属は溶ける。黒か、暗い色石を
- 派手な色の髪:色を足さない。銀か黒
原則は1つです。隣にある物と同じ明るさにしない。これだけで、消える失敗はほぼ防げます。
差し色は1つだけ
金属の色を決めたら、そこに色を足すかどうかを考えます。
- 足さない:無難。制服・男装・シンプルな衣装に合う
- 1色足す:いちばん使える。キャラクターカラーから取る
- 2色以上:散らかる。衣装がよほど地味なときだけ
足す色は、衣装のどこかにある色から選びます。衣装に無い色を足すと、そこだけ浮きます。
面積で強さが変わる
同じ色でも、面積で印象が変わります。
| 小さい石1粒 | 上品。色があることが分かる程度 |
|---|---|
| 中くらい | 色として認識される。いちばん扱いやすい |
| 大きい・複数 | 強い。衣装と競合する |
強い色(赤・オレンジ・蛍光色)ほど、面積を小さくします。落ち着いた色(紺・深緑・茶)は、大きくても主張しません。
明るさの差をつける
色相(赤か青か)より、明るさの差のほうが写真に効きます。
- 暗い衣装:明るい飾りを1点。銀、白、光る石
- 明るい衣装:暗い飾りを1点。黒、濃い色
- 中間の衣装:どちらでもよい
これは撮影の記事でも触れたとおりです。カメラは色より明暗を先に拾います。
色が決まらないときの逃げ道
どうしても決まらないなら、次の順で選んでください。
- 色を持たない物にする(銀、黒、透明な石)
- キャラクターの瞳の色から取る
- 付けない
2つ目は使える方法です。瞳の色は、そのキャラを象徴する色であることが多く、顔まわりに置くと自然につながります。
季節と色
- 春夏:銀、淡い色、透明な石。涼しく見える
- 秋冬:金、深い色、べっ甲色。暖かく見える
- 通年:黒、無色の金属
屋外で撮るなら、背景の色とも比べられます。緑の多い場所では金、雪や白い壁では黒や濃い色が立ちます。
石の色は、金属より強い
金属は色というより明るさですが、石ははっきりした色を持ちます。小さくても、金属より目立ちます。
| 透明・白 | 色を足さずに光だけ足せる。どの衣装にも合う |
|---|---|
| 黒・濃紺 | 締まる。色を足したくないときの選択肢 |
| 赤・オレンジ | いちばん強い。小さくても目に入る |
| 青・緑・紫 | 落ち着いている。大きめでも主張しすぎない |
色を足したいが自信が無いなら、透明な石から始めてください。光を拾うので写真には写り、色は増えません。
合っているか確かめる方法
鏡の前で見ても、判断がつかないことがあります。そのときは写真で確かめます。
- 着けた状態を1枚撮る
- 画面を小さくして見る(遠目でどう見えるか)
- 目に最初に入る場所を確かめる
2つ目が有効です。縮小して見ると、細部が消えて色の配置だけが残ります。そこで散らかって見えるなら、色を減らしてください。
光の色で、金属の見え方が変わる
家で選んだときと、会場で見たときで色が違って見えることがあります。照明の色が原因です。
| 白い光(昼白色、屋外の曇り) | 選んだとおりに見える。シルバーがきれいに出る |
|---|---|
| 黄色い光(電球色、屋内の飲食店) | シルバーが黄色く濁る。ゴールドは映える |
| 色の付いた演出照明 | 金属の色は当てにできない。形と大きさで見せる |
屋内の催しが多い日は、ゴールドのほうが安全です。シルバーは、白い光の下でいちばんよく見えます。
迷ったら、買う前に窓際と部屋の中の両方で見てください。2か所で見え方が変わらない物は、どこでも使えます。
持っている物の色に寄せる
新しく買うとき、いま持っている物と同じ色系にそろえると、組み合わせが一気に増えます。
- シルバー中心にそろえる → 手持ちのどれとでも並べられる
- そのつど好きな色を買う → 単体では良いが、組めない物が増える
ここは好みより回数の問題です。同じ色系に寄せておくと、当日の朝に選ぶ時間が短くなります。
2色目を足すのは、1色目で組める形が出そろってからで間に合います。
まとめ
- 金属の色は金・銀・黒の3つ。その日は1つだけ
- 選ぶ基準は衣装に付いている金属の色
- 隣にある物と同じ明るさにしない
- 差し色は1色まで。衣装にある色から取る
- 強い色ほど面積を小さく
- 決まらなければ色を持たない物にする
関連記事
商品の価格・在庫・仕様は変わります。購入の前に販売ページでご確認ください。金属アレルギーが心配な方は素材の表示を確認し、必要に応じて医療機関にご相談ください。詳しくは免責事項をご覧ください。