この系統は、素材で決まります。形やモチーフより先に、革とくすんだ金属という2つの質感を押さえると、それらしくなります。
逆に、光る新しい金属を1つ混ぜるだけで崩れます。質感の統一が、いちばん効く仮装です。
金属は、くすんだ物だけ
| 合う | いぶし銀、真鍮、古びた金、黒ずんだ金属 |
|---|---|
| 合わない | 磨かれた銀、光るゴールド、メッキのつやが強い物 |
手持ちが光る物しかないなら、つや消しにする方法があります。やり方と注意は金具の色を塗り替える記事にまとめています。
使える場所は5つ
- 帽子:この系統の主役。バンドに1点足せる
- 首元:バンダナか、紐状のタイ
- ベルト:バックルが大きい。ここも飾りとして働く
- 手首:革のバンド
- ブーツ:足元の金具
5か所もありますが、実際に作り込むのは2か所までにしてください。全部やると、金属だらけになります。
帽子のバンドに1点
この系統でいちばん効くのが帽子のバンドです。顔に近く、正面からも横からも見えます。
- 革のバンドに、金属の飾りを1つ
- 羽根や紐でも成立する。金属でなくてよい
- 2つ以上付けない。バンドは面積が小さい
帽子をかぶると耳元が影に入るので、耳元を作り込む必要がなくなります。つばの影の話は帽子・カチューシャの記事にまとめています。
首元は、紐か布で
| バンダナ | いちばん分かりやすい。布なので金属と競合しない |
|---|---|
| 紐状のタイ | 中央に金具が来る。1点だけ強い場所を作れる |
| 金属のネックレス | 浮きやすい。使うなら細く、くすんだ物 |
この系統では、首元は布に任せるほうが収まります。金属を置きたいなら、紐状のタイの中央に集めてください。
革が中心になる
革は、この系統でほぼ唯一の万能素材です。
- 手首:太めの革バンド1本で足りる
- ベルト:衣装の一部として働く
- 帽子のバンド:ここも革
- 傷や色落ちが、そのまま味になる
金属と違って、傷んでも見た目が悪くなりません。むしろ使い込むほど合ってきます。どの形が腕からずり落ちないかは、ブレスレットの記事で扱っています。
音が出る物
この系統には、音の出る小物がいくつかあります。
- ブーツの拍車:歩くたびに鳴る
- 金属を重ねたベルト
- 鎖状の飾り
屋外なら気になりませんが、屋内の催しや、動画を撮る場では響きます。音が入ってよい場かどうかを先に考えてください。
拍車は、床を傷つけることがあるという問題もあります。会場によっては制限されます。
小道具を持つ場合
銃を模した小道具は、会場ごとに持ち込みの決まりが違い、公共の場での扱いにも注意が必要です。必ず主催者の案内とその場の決まりを確認してください。移動中は袋に入れ、人前で出したり構えたりしないようにしてください。
小道具を持つ日は、手元の小物を減らしてください。握る手に指輪があると滑ります。革のバンドだけにするのが無難です。
ハロウィンに寄せる
この系統は行事の記号を持たないので、1点だけ足すことになります。
| 自然 | バンダナを黒か紫に替える。布なので浮かない |
|---|---|
| 自然 | 帽子のバンドに小さい月かコウモリ |
| 強い | 骨や髑髏のモチーフ。この系統とは相性がよい |
3番目は、荒野の空気と衝突しません。ただし1点までにしてください。使う場面の考え方は海賊の記事と同じです。
一日つける前提で選ぶ
この系統は、帽子とベルトで重さが出ます。
- 帽子:つばが広いほど重い。首と肩に来る
- ベルトのバックル:金属なら、腰に重さがかかる
- そのぶん、耳元と手元は軽くする
頭とベルトに重さが集まるので、細かい小物まで金属にすると、合計でかなりの重さになります。重さの配分は重さで選ぶ記事にまとめています。
残せるもの
- 革のバンド → そのまま普段に回せる
- くすんだ銀の細い指輪 → 通年で使える
- バックル、拍車、帽子のバンド → その日だけ
革の物は、この系統で買っても日常でいちばん使えます。最初に買うならここからにすると無駄がありません。
差し色を入れるなら、青緑
茶色と金属色だけだと、写真で単調になります。この系統に自然に入る色は、青緑(ターコイズのような色)です。
- 石として1粒:バックル、指輪、帽子のバンドのどれか1か所
- 赤や白の布と組んでも成立する
- 2か所以上に入れない。1点だから効く
茶色は色として弱いので、青緑が1粒あるだけで写真の中で締まります。逆に、青緑を散らすとその色ばかりが目に入ります。
差し色を1つに絞る考え方は色合わせの記事と同じですが、この系統はもともとの色数が少ないぶん、差し色の効きが強く出ます。
フリンジは、引っかかる
この系統の衣装には、細い房飾りが付いていることがあります。ここが小物と競合します。
- 金具のすき間に、房が入り込む
- 丸カンの合わせ目に引っかかって、抜けなくなる
- 揺れる飾りとは、必ず絡む
フリンジのある衣装なら、耳元と手首は、表面に凹凸の無い物にしてください。輪や粒のような、引っかかる所の無い形が向きます。
絡んだときは、引っぱらずに、房を1本ずつ外してください。力任せに引くと、房のほうが切れます。
まとめ
- 質感で決まる。革と、くすんだ金属だけでそろえる
- 光る新しい金属を1つ混ぜるだけで崩れる
- 作り込むのは2か所まで。帽子のバンドがいちばん効く
- 首元は布に任せる
- 頭とベルトが重い。耳元と手元は軽くする
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