髪が短いと、耳元がずっと出たままになります。これは有利にも不利にも働きます。
よく見えるということは、作りの粗さも、左右のずれも見えるということです。選び方が変わります。
隠す場所が無い
| 髪が長い | 耳元は見せたいときだけ出せる。失敗しても隠せる |
|---|---|
| 髪が短い | 常に見えている。角度を選ばず写る |
だから、大きさより作りのよさを取ってください。安い大ぶりの物は、近距離の写真で必ず分かります。
逆に、小さくてもきちんとした物なら、常に見えているぶん、一日を通して効き続けます。
左右のずれが分かる
両耳が同時に見えるので、左右の違いがそのまま出ます。
- 位置が数ミリずれている
- 片方だけ前を向いている
- 片方だけ下がっている(重さの差)
家を出る前に、正面から鏡を見て、左右の高さをそろえてください。髪が長い人は片側ずつ確認しますが、短い人は同時に確認できます。ここは有利な点です。
絡まない、引っかからない
実用面では、短いほうが圧倒的に楽です。
- 揺れる飾りが髪に絡まない
- フープの内側に髪が入らない
- 留め具に髪が巻き込まれない
髪が長い人が避ける形を、短い人はそのまま選べます。揺れる物や大きい輪は、短い髪と相性がよい組み合わせです。詳しくは揺れる飾りの記事にまとめています。
顔の輪郭に直接かかわる
髪が短いと、耳元の飾りが顔の輪郭の一部として見えます。
| 縦に長い形 | 顔まわりが縦に伸びて見える |
|---|---|
| 横に広がる形 | 幅が出る。短い髪だと強く出やすい |
| 耳に密着する形 | 輪郭を変えない。いちばん無難 |
迷ったら、縦に落ちる形にしてください。髪で隠れない分、横に広がる形は思ったより主張します。
首元とつながって見える
髪が短いと、耳から首、肩までが一続きに見えます。ここが長い髪との大きな違いです。
- 耳元と首元の両方に着けると、間が空いていないので多く見える
- どちらか一方にすると、すっきりまとまる
- 両方使うなら、片方は極端に小さくする
髪が長い人は耳と首の間が髪で区切られますが、短い人にはその区切りがありません。量を足すときは一段控えめにしてください。
うなじと後ろ姿
後ろから見たときに、首の後ろが全部見えます。
- ネックレスの留め具が見える。前に回っていると目立つ
- チョーカーの結び目、金具の裏が見える
- アジャスターのチェーンが垂れているのも分かる
着けたあとに、留め具を首の後ろの中心に回してください。髪が長ければ隠れる部分が、短いと写真に残ります。
イヤーカフが使いやすい
耳の上のほうに着ける物は、髪が短いほど効きます。髪に隠れないためです。
- 耳の縁全体が見えるので、位置を自由に選べる
- 穴が無くても使える
- 片耳だけでも成立する
ただし、眼鏡やマスクとぶつかる位置には注意が要ります。詳しくはイヤーカフの記事にまとめています。
カツラをかぶる日
地毛が短くて、長いカツラをかぶるという日もあります。このとき条件が入れ替わります。
| かぶる前 | 耳元が出ている。着け外しがしやすい |
|---|---|
| かぶった後 | 長い髪の人と同じ条件になる。絡む・隠れる |
だから、カツラを使う日は「髪が長い人」として選んでください。地毛の長さではなく、当日の見え方で決まります。
カツラと小物の組み合わせはウィッグの記事にまとめています。
男性・男装で短い場合
短い髪で耳元に何かを着けるなら、1点で足ります。
- 片耳に小さい粒か、細いフープ
- 金属の色は銀か黒が収まりやすい
- 両耳にすると、量が急に増える
隠れる場所が無いので、1点でも十分に伝わります。足すより外す考え方は男装の記事と同じです。
髪飾りが留まらない
短い髪でいちばん困るのが、髪に付ける物が留まらないことです。つかむ毛の量が足りません。
| 留まりにくい | 大きいクリップ、重い飾り、ゴムを使う形 |
|---|---|
| 留まる | 小さいヘアピン、カチューシャ、帽子に付ける形 |
いちばん確実なのはカチューシャです。髪の量に関係なく頭の形で支えるので、短くても長くても同じように使えます。
ヘアピンを使うなら、2本を交差させて留めると外れにくくなります。1本だけだと、少し動いただけで抜けます。
作る側の話はリボンで髪飾りを作る記事にありますが、短い髪の人は土台をカチューシャにしておくと失敗しません。
首元が、直接肌に触れる
髪が長いと、首元の金具と肌の間に髪が挟まります。短いと、金具がそのまま肌に当たり続けます。
- 留め具の裏が、うなじに一日中触れる
- 汗が直接付く。金属が傷みやすい
- 金具の角が当たると、こすれる
だから、首元の物は素材の表示があるものを選ぶほうが安心です。どこを見れば素材が分かるかは、素材表示の記事で説明しています。
使ったあとに、留め具の裏を拭くのも忘れないでください。ここは見えないので、手入れの対象から抜けがちです。
まとめ
- 隠す場所が無い。大きさより作りのよさ
- 左右の高さを、正面の鏡でそろえる
- 絡まないので、揺れる物と大きい輪が使える
- 耳元と首元はどちらか一方に絞る
- 留め具は首の後ろの中心に回す。後ろ姿が全部見える
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