忍者は、アクセサリーを外すことで成立する珍しい仮装です。足すほど、それらしさが消えていきます。
とはいえ、何も無いと写真で沈みます。どこに、何を、いくつ残すかという引き算の作業になります。
光る物と、音の出る物は外す
| 外す | 磨いた金属、揺れる飾り、重ねた腕輪、鈴 |
|---|---|
| 残せる | つや消しの金属、革、布、木・石 |
理由は単純で、忍者は目立たないことが設定だからです。光る物と音の出る物は、その設定と正面から矛盾します。
この判断は、資料から再現する記事で扱っている「作品の世界観から外さない」という考え方と同じです。
使える場所は、手首から先
この衣装は首も耳も布で覆われることが多く、置ける場所が限られます。
- 顔を覆う → 耳元は使えない
- 詰まった襟 → 首元も使えない
- 手甲・腕当て → ここが実質の飾りになる
- 指 → 使えるが、1つまで
結果として、手首から先で作ることになります。手甲そのものが飾りとして働くので、その上に何かを足す必要はありません。
顔を覆う場合の1点
顔を布で覆うと、見えるのは目だけになります。ここで写真が沈みます。
- 額当ての位置に1点:金属でも布でもよい
- 目のまわりを明るく:布の色を一段明るくする
- 手元に1点:顔が使えないぶん、手が主役になる
2つ目が効きます。全身が同じ濃さの黒だと、写真では輪郭が消えます。顔まわりの布だけ濃紺や灰色にすると、顔の位置が分かるようになります。
黒は、写真で沈む
| 全身が黒 | 屋外の日中でも輪郭が消える。いちばん写らない |
|---|---|
| 黒+濃紺 | 濃さに差が出る。形が分かる |
| 黒+つや消しの金属 | 光りすぎず、位置が分かる |
黒に黒を重ねると見えなくなる、という問題は死神の記事でも同じです。濃さの差をつけるのが唯一の解決策になります。
革と布で作る
この系統に合う素材は、金属ではありません。
- 革のバンド:手首、腕。いちばん自然に収まる
- 編んだ紐:首元に使える数少ない形
- 木の玉、石:数珠のような形。光らない
革のバンドは、行事が終わってもそのまま普段に回せます。手首の物の選び方はブレスレットの記事にまとめています。
小道具の扱い
刀や手裏剣を模した小道具は、会場ごとに持ち込みの決まりが違い、公共の場での扱いにも注意が必要です。必ず主催者の案内と、その場の決まりを確認してください。移動中は袋に入れ、人前で出さないようにしてください。
小道具を持つなら、手元のアクセサリーは外してください。握る手に物があると、道具と競合するうえに滑ります。
動きの多い撮影になる
この系統は、ポーズが大きくなる撮影が多いという特徴があります。
- しゃがむ、腕を伸ばす、体をひねる
- 落ちやすい物は、その場で落ちる
- 布が動くので、引っかかる物が絡む
だから、着けるとしても、体に密着する物だけにしてください。垂れる物、揺れる物は、この衣装では最初から外れます。
色を1色だけ足す
全身が暗い色でまとまるので、1色だけ入れると効きます。
| 赤 | いちばん強い。1か所だけにする |
|---|---|
| 白・生成り | 落ち着く。布で足しやすい |
| 紫 | ハロウィンに寄せたいときに使える |
足す場所は、顔に近いほうが効きます。足元に色を入れても、写真では働きません。
ハロウィンに寄せる
忍者は行事の記号を持たないので、1点だけ足すことになります。
- 紫の布を1か所:帯、額当て、腕
- 手元に小さい月:光りすぎない素材で
- 黒猫のモチーフ:忍者の設定と衝突しにくい
3つ目が収まりやすい選択です。猫は夜と結びつくので、この系統の空気を壊しません。
残せるもの
- 革のバンド → そのまま普段に回せる
- 編んだ紐のブレスレット → 通年で使える
- 額当て、手甲 → その日だけ
この系統は買う物がもともと少ないので、出費という点では負担の軽い仮装です。手元の1〜2点で足ります。
暗い場所では、安全のために1点残す
設定としては目立たないほうがよいのですが、実際に暗い道を歩くなら話は別です。
- 全身が黒いので、車から見えにくい
- 会場の外や、夜の移動では危ない
- 反射する素材を1点、外から見える位置に
会場に着いたら外せばよいので、移動用と会場用を分けるという考え方になります。バッグに付けるだけでも足ります。
夜に出るときの考え方は子供と一緒のハロウィンの記事でも扱っていますが、暗い色でまとめる仮装ほど、この点が効いてきます。
顔を覆う日の実用面
布で顔を覆うと、一日の過ごし方が変わります。
- 飲み食いのたびに外す。そのたびに耳のあたりに手がいく
- 眼鏡をかけている人は、布と眼鏡が同じ場所を通る
- 暑い。屋内では特に
2つ目に当てはまるなら、耳のまわりには何も着けないでください。布と眼鏡だけで、すでに耳の上は埋まっています。眼鏡と耳元の関係は眼鏡をかけるキャラの記事にまとめています。
まとめ
- 光る物と音の出る物を外す。設定と矛盾する
- 使えるのは手首から先
- 顔を覆うなら、顔まわりの布だけ濃さを変える
- 素材は革・布・木。金属ならつや消し
- 色を足すなら1色だけ、顔に近い場所に
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