ゾンビは、アクセサリーの考え方が他と逆になる仮装です。
ほかの仮装は「きれいに見せる」方向で選びます。ゾンビだけは「きれいすぎると浮く」という条件が付きます。
顔が主役なので、アクセサリーは引く
ゾンビはメイクで作る仮装です。傷、血、くま、肌の色。見どころは全部、顔にあります。
そこに光る大ぶりのピアスを足すと、視線が耳に逃げます。せっかくのメイクが弱くなります。
- 耳元は小さいか、無し
- 付けるなら光らない物(つや消し、黒、くすんだ色)
- 新品らしいぴかぴかの金属は、いちばん合わない
「壊れている」ことが正解になる
ゾンビ以外の仮装では欠点になるものが、ここでは長所になります。
| 片方だけ | 左右そろっていないほうが自然。片方なくした設定にできる |
|---|---|
| くすんだ色 | 黒ずんだ銀、古びた金。新品の輝きより合う |
| 切れたチェーン | 短く垂れるだけの状態でも成立する |
| 絡んだ形 | 整っていない形が、そのまま世界観になる |
失敗した手作りの物が、ここでは使えます。丸カンがゆがんだ、片方だけ完成した。ゾンビなら、それで問題ありません。
血のりと金属の相性
実用面で、これがいちばん困ります。
- 血のりは金属のすき間に入ります。チェーンの継ぎ目、留め具の内側に残ります
- 色の付いた物は、洗っても落ちきらないことがあります
- 樹脂や布は、より色が残りやすいです
対策は単純で、汚れてもいい物を付けるか、血のりを付ける場所から離すかです。気に入っている物、高かった物をこの日に使わないでください。
手作りした物を使うなら、この点でもゾンビ向きです。汚れても惜しくありません。作り方は手作りの記事にあります。
やりすぎになる線
ゾンビは強い仮装なので、周りへの配慮が要る場面があります。
- 食事の場:血や傷のモチーフは、同席する人によっては食欲に影響します
- 小さい子供がいる場所:怖がらせることがあります
- 移動中:電車やバスでは、メイクを落とすか隠す人が多いです
アクセサリーだけなら外せますが、メイクは簡単に落とせません。行き先を先に決めてから、どこまでやるかを決めてください。
ハロウィンのあとに残せるもの
ゾンビ用に選んだ物は、残しにくい部類です。
- くすんだ色の小さいピアス → 使える。ただし血のりの汚れ次第
- 切れたチェーン、絡んだ形 → その日だけ
- 血のりが染みた物 → 落ちなければ、翌年のゾンビ用に取っておく
翌年もゾンビをやるなら、この日の物は捨てずに1つの袋にまとめてください。汚れているほど、次回そのまま使えます。
血のりの種類で、汚れ方が違う
血のりには水で落ちる物と、落ちにくい物があります。アクセサリーに付いたときの結果が変わります。
- 水で落ちるタイプ:金属なら拭けば取れる。ただし布や紐には染みる
- 落ちにくいタイプ:色が残る。チェーンの継ぎ目に入ると取れない
- 粉やジェル状の物:乾くと金具のすき間に固まる
使う血のりの種類が分かっているなら、それに合わせて持っていく物を決めてください。落ちにくいタイプを使う日は、布や紐の付いた物を持っていかないことです。
集合写真で埋もれないために
ゾンビは複数人でやると、全員が同じような見た目になります。暗い色、汚し、崩れた形。
写真で自分だと分かるようにするなら、1点だけ変えます。
- 1人だけ光る物を付ける:暗い集団の中で目印になる
- 色を1つ入れる:赤い石など。血の色と近いので浮かない
- 片耳だけ、はっきり見える物にする
ゾンビは足すほど不自然になる仮装なので、変えるのは1点までにしてください。
メイクを落とす順番
帰宅後、アクセサリーを先に外します。
- アクセサリーを外して、袋に入れる
- メイクを落とす
- 落ち着いてから、アクセサリーの汚れを拭く
順番を逆にすると、クレンジングや水がアクセサリーに付きます。濡れた状態で放置すると、変色の原因になります。
その日のうちに拭けなければ、乾いた状態で袋に入れておくだけでも違います。濡らさないことが第一です。
屋外と屋内で、汚しの見え方が変わる
| 屋外の日中 | 汚しがはっきり写る。やりすぎに見えることがある |
|---|---|
| 屋内・夜 | 暗くて汚しが沈む。思ったより伝わらない |
夜のイベントに行くなら、汚しよりも形で見せるほうが伝わります。切れたチェーンや片耳だけの状態は、暗くてもシルエットで分かります。
会場に着くまでは、見せない
この系統は、移動中がいちばん扱いにくい仮装です。
- 血のりや傷のメイクは、人を驚かせる。電車や店の中では見せない
- 座席や手すりに色が移る
- 子供のいる場所では、外して隠す
だから、会場で仕上げるのが基本になります。汚しの入った小物も同じで、着けるのは会場に着いてからです。
移動中は、汚していない普通の小物を着けておくという手もあります。会場で外して、汚した物に替えるだけです。
汚し用の小物は、別に用意する
気に入っている物を汚すと、もう普段には戻せません。
| 汚してよい | 安く手に入れた物、古くなった物、もともと形が崩れている物 |
|---|---|
| 汚さない | 普段も使う物、人から借りた物、石や布が付いている物 |
石と布は、色が染み込むと落ちません。金属だけの物なら、その日のうちに拭けば戻ります。
汚し用は、まとめて1つの袋に分けておくと混ざりません。しまい方は小物のしまい方と同じで、他の物と一緒にしないのがこつです。
まとめ
- 顔のメイクが主役。耳元は小さく、光らせない
- 左右そろっていなくてよい。壊れた形が正解になる
- 血のりは金属のすき間に残る。汚れてもいい物を使う
- 失敗した手作りの物が、この仮装では使える
- 食事の場と子供のいる場所では、強さを落とす
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