チャイナドレスは、ハロウィンの定番からは少し外れます。それでも選ばれるのは、衣装として完成度が高く、着るだけで見栄えがするからです。
ただし、そのままではハロウィンになりません。アクセサリーで寄せる必要がある、珍しい仮装です。
立ち襟なので、首元は使えない
チャイナドレスは襟が立っています。ここが決定的で、ネックレスもチョーカーも入りません。
無理に付けると、襟の上に乗るか、襟に埋もれるかのどちらかになります。どちらも収まりが悪くなります。
チャイナは耳元と手元で作る
首元を捨てる代わりに、耳元は自由に使えます。髪をまとめる形が多いので、耳が完全に出て、揺れる物がよく見えます。
耳元は、長さを出せる
髪をアップにして、首が長く見える状態になります。この形では、縦に長いイヤリングが最も映えます。
| 長く垂れる | いちばん合う。首の線に沿って縦の流れができる |
|---|---|
| 大きな輪 | 華やかだが、襟に当たることがある |
| 小さい粒 | 衣装に負ける。この仮装では物足りない |
ほかの仮装では「大きすぎる」物が、チャイナでは釣り合います。いつもより1段階大きい物を選んでください。
ハロウィンに寄せる方法
赤いチャイナドレスに金の飾りだと、それはただの中華風です。ハロウィンにするには、次のどれかを入れます。
- 黒いチャイナドレスにする:それだけで夜の雰囲気が出る。いちばん確実
- 紫を差す:耳元か手元に紫の石。魔女寄りになる
- キョンシー寄りにする:札を模した小物、青白いメイク。中華とハロウィンが自然につながる
- 蜘蛛や月のモチーフを金で作る:中華の金と、ハロウィンのモチーフを両立させる
キョンシーは、この仮装の答えの1つです。チャイナ服のまま、ハロウィンとして成立します。帽子と札を足すだけで方向が変わります。
金か銀か
チャイナドレスは、刺繍やボタンに金が使われていることが多い衣装です。
- 衣装に金の刺繍がある → アクセサリーも金。銀を混ぜると刺繍が浮く
- 無地の黒 → 金でも銀でもよい。銀にすると冷たく、ハロウィン寄りになる
- 赤い衣装 → 金。銀は赤と相性が悪い
ここは衣装を見れば決まります。刺繍の色に合わせるのが基本です。
スリットと手元
チャイナドレスは体の線が出る衣装なので、手を腰に当てるポーズが多くなります。手元が写ります。
細いブレスレットか、指輪を1つ。腕輪は袖が無い衣装だと目立つので、太すぎない物にしてください。
ハロウィンのあとに残せるもの
- 長く垂れるイヤリング → そのまま使える。季節を持たない
- 金のバングル、細い指輪 → 普段使いできる
- キョンシーの札、帽子 → その日だけ
チャイナは、アクセサリーが最も残しやすい仮装です。ハロウィンのモチーフをほとんど使わずに成立するためです。
髪飾りとの取り合い
チャイナは髪をお団子にまとめ、髪飾りを付けることが多い仮装です。髪飾りと耳元は近い位置にあります。
- 髪飾りが大きい:耳元は小さく。または付けない
- 髪飾りが無い:耳元が主役。長く垂れる物が最も映える
- お団子が耳より高い位置:干渉しない。両方使える
髪飾りと耳元の色は、そろえてください。近い位置にある2つが違う色だと、そこだけ散らかって見えます。
座るときにスリットが開く
実用面の話です。チャイナドレスは座ると裾が上がります。
- 写真を座って撮るなら、足元まで写ります
- アンクレットや足元の小物が見える位置
- 立っているときは見えないので、座る予定がなければ不要
座る撮影を予定しているなら足元も考える価値がありますが、そうでなければ耳元と手元だけで足ります。
キョンシーに寄せる場合の小物
チャイナ服のままハロウィンに寄せる方法として、キョンシーがあります。足す物は3つだけです。
| 帽子 | 頭に乗る。耳元と干渉しにくい位置 |
|---|---|
| 札(お札を模した紙) | 顔の前に垂れる。耳元は見えなくなる |
| 青白いメイク | 顔の色が変わる。金は浮くので、銀に替える |
札を額から垂らすと、顔の正面が主役になります。この形にするなら、耳元と首元は最小限で構いません。
留め具の飾りと、耳元がぶつかる
この衣装は、襟から胸元にかけて、布でできた留め具が並んでいます。ここがすでに飾りとして働いています。
- 留め具が色付き・金糸入り → 耳元は無地に近い物にする
- 留め具が共布で目立たない → 耳元で色を出せる
- 肩から斜めに並ぶ形 → 視線が斜めに流れるので、片耳だけを見せると合う
見落とされがちですが、この留め具は首元と耳元の中間にあります。首元が使えないぶん、ここが競合相手になります。
手に物を持つ日
扇、傘、提灯といった小道具を持つなら、手元の作り方が変わります。
| 持つ手 | 指輪は外すか、1つだけ。持ち手に当たって滑る |
|---|---|
| 空いている手 | ここに集める。ブレスレットは空いているほうに |
| 両手がふさがる | 手元はあきらめて、耳元に寄せる |
小道具そのものが強い色を持っていることも多いので、手元の金属は控えめでかまいません。持っている物が主役になります。
まとめ
- 立ち襟なので首元は使えない。耳元と手元で作る
- 髪を上げるので、縦に長いイヤリングが映える
- そのままではハロウィンにならない。黒にする・紫を差す・キョンシーに寄せる
- 金か銀かは、衣装の刺繍の色で決める
- 残せる率がいちばん高い仮装
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