レジンは、透明な樹脂で固めてアクセサリーを作る方法です。中に星やラメ、小さなモチーフを閉じ込められるので、ハロウィンの飾りとは相性がいい方法です。
ただし、失敗の種類がはっきりしています。固まらない・べたつく・気泡・黄ばみの4つで、どれも原因が決まっています。
先に、使うときの注意
レジン液は皮膚や目に付かないようにし、換気をして使ってください。手袋を使い、付いた場合は商品の説明にしたがって処置します。硬化用のライトの光を直接見ないでください。使用方法・硬化時間・対象年齢は商品ごとに違うため、必ずその商品の説明を優先してください。当サイトでは製作中の事故について責任を負いません。体に異常が出た場合は使用を中止し、医療機関にご相談ください。
固まらない
原因は、ほぼこの4つです。
| 光が足りない | ライトの出力・時間の不足。説明書の時間より長めに当てる |
|---|---|
| 厚く盛りすぎ | 光が奥まで届かない。薄く重ねて、その都度固める |
| 着色しすぎ | 色が濃いと光が通らない。とくに黒・濃い紫は固まりにくい |
| ライトが合っていない | そのレジンに対応したライトか、商品の表示を確認する |
ハロウィンの色は、黒と濃い紫です。つまり、いちばん固まりにくい色を使うことになります。濃い色を使うときは、1回に盛る量を減らして、回数を増やすのが確実です。
表面がべたつく
固まったように見えるのに、触るとべたつく。これは表面だけが固まりきっていない状態です。
原因は2つです。
- 光が足りない:もう一度、時間を延ばして当てる
- 空気に触れる面が固まりにくい性質:商品によっては、表面だけが残ります
対処は、もう一度硬化させるか、上から薄くレジンを重ねて固めるかです。べたついたまま身につけると、ほこりが付いて取れなくなります。
気泡が入る
透明な物ほど気泡が目立ちます。入る場面は決まっています。
- レジン液を勢いよく出したとき
- かき混ぜたとき(色を付けるとき)
- モチーフを入れたとき、その下に空気が残る
対策はゆっくり流すことと、固める前に気泡を抜くことです。つまようじの先で気泡を表面まで持ち上げて割ります。慌てて固めると、そのまま残ります。
気泡は、固めた後には取れません。ここだけは、固める前に時間をかける価値があります。
黄ばむ
透明なレジンは、時間がたつと黄色みが出ることがあります。日光の当たる場所に置きっぱなしにすると進みます。
ハロウィンの1日だけなら問題になりませんが、翌年も使うつもりなら、しまう場所を選んでください。窓際や車の中に置かないだけで違います。
日が無いときは、レジンを選ばない
ここまでの失敗は、どれもやり直しに時間がかかります。固め直す、盛り直す、乾かす。1日で終わらないこともあります。
当日まで1週間を切っているなら、レジンから始めないでください。チャームと金具を丸カンでつなぐ方法なら、失敗しても数分で戻せます。手順は手作りの記事にあります。
材料をどこで買うかは、100円ショップの記事で扱っています。
始める前に、場所を作る
レジンは、始めてから片づけに困ることが多い作業です。先に場所を整えると、失敗が減ります。
- 下に敷く物:クリアファイルやシリコンマット。テーブルに直接つけない
- 換気:窓を開けるか、換気扇を回す
- 手袋:液が手につくと落としにくい
- 作業用の明かり:気泡は明るくないと見えません
4つ目が意外に効きます。暗い場所では気泡に気づかず、固めてから見つかります。手元が明るいだけで、失敗が減ります。
ハロウィンの色をきれいに出す
この時期に使いたい色は、レジンでは扱いが難しいほうに入ります。
| 黒 | いちばん固まりにくい。光が通らない。薄く重ねる |
|---|---|
| 濃い紫 | 黒に次いで固まりにくい。薄めに色を付けて、重ねて濃くする |
| オレンジ | 光が通るので固まりやすい。この時期でいちばん扱いやすい |
| 透明+ラメ | 固まりやすい。ラメは沈むので、途中で1回固めてから足す |
色を濃くしたいなら、濃い液を1回で固めるのではなく、薄い層を重ねます。回数は増えますが、失敗しません。
黒いモチーフが欲しい場合、レジンで黒を作るより、黒いパーツを透明なレジンで封じるほうが確実です。光は通り、見た目は黒くなります。
型(モールド)の扱い
型を使うと形がそろいます。ただし、外すところで失敗します。
- 完全に固まってから外す。途中で外すと形が崩れる
- 柔らかい型は、ねじらずに、端から少しずつめくる
- 細かい形の型ほど外しにくい。最初は単純な形(丸・しずく・星)にする
初めてなら、星やしずくのような角の少ない形から始めてください。コウモリやクモのような細い部分のある型は、外すときに欠けます。
間に合わないと分かったときの切り替え
やり直しが続いて時間が無くなったら、途中でやめる判断も要ります。
- 固まらない → その色は諦めて、透明+パーツ封じに変える
- べたつく → 表面をもう一度固めて、それでも駄目なら使わない
- 日が無い → 丸カンでつなぐだけの方法に切り替える
つなぐだけなら数十分で形になります。レジンにこだわって当日に何も無い、が最悪の結果です。
まとめ
- 固まらないのは光不足・厚盛り・濃い色のどれか
- ハロウィンの黒と紫はとくに固まりにくい。薄く重ねる
- べたつきは表面の硬化不足。もう一度当てるか、薄く重ねて固める
- 気泡は固めた後に取れない。固める前につまようじで抜く
- 日が無いなら、レジンではなくつなぐだけの方法にする
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