天使は、悪魔と対で選ばれることが多い仮装です。白い衣装と羽根、頭の輪(ヘイロー)で成立します。
問題は白です。白い衣装に白いアクセサリーを合わせると、写真では何も付けていないように写ります。
白に白を重ねない
実物では、素材の違いで白と白は見分けがつきます。レースの白、パールの白、布の白。目の前にあれば分かります。
ところが写真になると、明るい部分は白く飛びます。とくに屋内の照明やフラッシュでは、白い部分が一続きの面になります。せっかくのアクセサリーが消えます。
白い衣装には、白以外を1色入れる
入れる色は3つです。
| ゴールド | いちばん相性がいい。輪(ヘイロー)と揃う。上品に見える |
|---|---|
| シルバー | 冷たい方向。清潔感が出る。白に沈みやすいので、少し大きめに |
| 淡い水色・淡い紫 | 白から浮かない範囲で色が付く。優しい方向 |
迷ったらゴールドです。頭の輪が金色であることが多く、そこと揃うだけでまとまります。
頭の輪と、耳元の距離
ヘイローは頭の上に浮いた位置にあります。角や猫耳と違って顔から離れているので、耳元と競合しません。
つまり天使は、耳元を作り込める仮装です。揺れる物も入ります。ここは悪魔や黒猫と逆になります。
- ヘイローが金 → 耳元も金。長さのあるものが映える
- ヘイローが白い羽根 → 耳元は金か、パール
- ヘイローを付けない → 羽根モチーフのピアスで代わりにする
パールの扱い
パールは天使コスと相性がいい素材ですが、付けすぎると別のものに見えます。耳・首・手すべてをパールにすると、仮装ではなく式服に見えます。
パールは1か所だけにしてください。耳元をパールにするなら、首元は金のチェーンにする、といった配分です。
羽根モチーフは大きさで決まる
- 小さい羽根:上品。ハロウィン以外でも使える。写真では見えにくい
- 中くらい:いちばん使いやすい
- 大きく垂れる:写真映えする。背中の羽根と重なると、羽根だらけになる
背中に大きな羽根を付けるなら、耳元の羽根は小さくします。同じモチーフを2か所で大きく使うと、くどくなります。
悪魔とペアでやる場合
2人で天使と悪魔に分かれるときは、形をそろえて、色だけ変えます。
- 同じ羽根モチーフで、白と黒
- 同じチョーカーで、白と黒
- 石だけ、透明と赤
片方が凝っていて、片方が簡単だと、並んだ写真で差が出ます。2人で同じ手間の量にするのがコツです。悪魔側の作り方も合わせて見てください。
ハロウィンのあとに残せるもの
天使コスの小物は、残せる率が高いです。
- 小さい羽根モチーフ → 季節を持たない。1年中使える
- パール・金の細いチェーン → そのまま普段使いできる
- ヘイロー・背中の羽根 → その日だけ
羽根は、ハロウィンを指さないモチーフです。かぼちゃやコウモリと違い、10月31日が終わっても使えます。詳しくはその日だけの物にしない選び方で扱っています。
背中の羽根が大きいと、移動が変わる
天使コスで見落とされるのが、羽根の大きさによる行動の制限です。
- 電車やバスでは、後ろの人に当たります
- 椅子の背もたれに当たるので、座ると曲がる
- 人とすれ違うとき、羽根が相手のアクセサリーに引っかかる
大きい羽根を使うなら、会場で着けるのが前提になります。そして着ける順番は、アクセサリーより先です。羽根を背負ってから耳元を着けると、腕を上げたときに引っかけません。
白い衣装は、汚れがそのまま出る
白は、この日いちばん汚れが目立つ色です。
- ファンデーションが襟に付く:頭から着る衣装でよく起きる
- 屋外なら、座った場所の汚れが付く
- 金属が擦れて、黒い線が付くことがある
3つ目はアクセサリーが原因です。チェーンや金具が白い布に当たり続けると、擦れた跡が付くことがあります。首元に金属を使うなら、布に直接当たらない長さにしてください。
光の当たり方で、印象が変わる
白い衣装は、光を反射します。つまり顔まわりが明るくなります。
| 屋外の日中 | 白が飛ぶ。ゴールドでも負けることがある。中くらい以上の大きさに |
|---|---|
| 屋内の照明 | ちょうどよく見える。小さい物でも成立する |
| 暗い会場 | 白い衣装だけが浮かぶ。アクセサリーは光る物でないと見えない |
屋外で写真を撮る予定なら、普段より1段階大きい物を選んでください。白い面積が大きいほど、小さい飾りは埋もれます。
堕天使に振る場合
白い天使ではなく、黒い羽根の堕天使にする人もいます。この場合、選ぶ物が入れ替わります。
| 白い天使 | ゴールド、パール、淡い色。白に白は消える |
|---|---|
| 堕天使(黒い羽根) | 銀、黒、赤を1点。黒に黒も消える。銀を入れる |
どちらも「同じ色を重ねると消える」という同じ問題を抱えています。白なら金、黒なら銀。反対側の明るさを1点入れてください。
堕天使は悪魔とモチーフが重なります。羽根とスタッズを両方使うと悪魔寄りになるので、羽根だけに絞ると天使側に留まります。
まとめ
- 白に白を重ねない。写真で消える
- 入れるならゴールド。ヘイローと揃う
- ヘイローは顔から離れているので、耳元を作り込める
- パールは1か所だけ。全部だと式服に見える
- 背中の羽根が大きいなら、耳元の羽根は小さく
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