会場に行かず、自宅で撮る。いわゆる宅コスは、イベントとは条件がまったく違います。
そして、アクセサリーの選び方も変わります。制約が減る部分と、増える部分があります。
制約が消える部分
- 移動が無い:落とす、引っかける機会がない
- 着替えの時間制限が無い:ゆっくり着けられる
- 周囲への配慮が要らない:音の出る物も使える
- 途中で外して休める
3つ目は宅コスならではです。鈴の付いた物、大きく揺れる物、重い物。イベントでは避ける物が、自宅なら使えます。撮る瞬間だけ着ければよいためです。
増える制約は「光」
いちばん難しいのが照明です。家の照明は、撮影用には作られていません。
| 天井の照明だけ | 上から光が来る。目の下と、耳元に影ができる |
|---|---|
| 窓からの自然光 | いちばんきれい。ただし時間帯と天気に左右される |
| 電球色の照明 | 全体がオレンジに寄る。銀が金に見える |
天井の照明だけで撮ると、耳元が影に入って見えません。窓のそばで、顔に光が当たる向きに立ってください。
電球色に注意する
家の照明は、暖色(電球色)のことがよくあります。
- 銀が金っぽく写る
- 白い衣装が、少し黄色く写る
- 青や紫が沈む
銀の飾りを正確に見せたいなら、昼白色の照明か、窓からの光で撮ってください。色の考え方は色合わせの記事にまとめています。
背景に生活感が入る
宅コスでいちばん多い失敗がこれです。
- 棚、コンセント、カーテンレール
- アクセサリーより先に、背景に目が行く
- 光る飾りを使っても、背景が明るいと埋もれる
背景を無地にすると、小物がはっきり見えます。白い壁、布を1枚垂らす、それだけで変わります。
寄りで撮れる
宅コスは自分のペースで撮れるので、顔の寄りを何枚も撮れます。
- 耳元の細部が写る。作りの良さが出る
- 安い物の粗も、そのまま写る
- 大きさより質を優先できる
イベントでは全身や上半身が中心ですが、宅コスなら小さくて作りのよい物が生きます。ここは大きな違いです。
自撮りなら、片側だけでよい
三脚やスマートフォンで自分で撮る場合、顔の角度はだいたい決まります。
- よく写る側の耳を決める
- その側にだけ飾りを着ける
- 反対側は空けておく
両方に着ける必要はありません。写る側だけ作り込めば、写真の結果は同じです。
鏡越しに撮る場合は、左右が反転します。片側だけの設定があるキャラでは、確認してください。
時間をかけられる
イベントと違い、途中でやり直せます。
- 撮って、確認して、直せる
- アクセサリーを何通りか試して、比べられる
- チェーンのねじれ、留め具の位置を直せる
3つ目は効きます。イベントでは気づけないずれも、自宅なら撮った写真を見て直せます。1枚撮ったら確認する、を習慣にしてください。
片づけまでが宅コス
自宅だと、脱いだまま放置しがちです。
- その日のうちに外して、汗を拭く
- 乾かしてからしまう
- 撮った写真と一緒に、使った物を記録しておく
3つ目をやっておくと、次に同じキャラをやるとき、探す時間が消えます。片づけの詳しい手順は小物のしまい方にあります。
スマートフォンで撮るときの注意
手軽ですが、金属の写り方に癖があります。
- 自動で明るさを調整する:光る物があると、全体が暗く補正されることがある
- 広角レンズでは、顔の横が引き伸ばされる
- 近づきすぎると、耳元がゆがむ
3つ目は寄りで撮るときに起きます。少し離れて、拡大して撮るほうが自然に写ります。
1人でできる確認
誰にも見てもらえないので、自分で確かめる手順が要ります。
- 正面・斜め・横を1枚ずつ撮る
- 耳元と首元が写っているか見る
- 左右がそろっているか、留め具が前に回っていないか
3つ目は、鏡だけでは気づけません。撮った写真でしか分からないずれがあります。
鏡越しに撮るとき
自宅では、鏡に写して撮る方法がよく使われます。ここには、小物ならではの落とし穴があります。
- 左右が反転する:片耳だけに付けた場合、写真では逆側に見える
- 鏡の汚れが写る。顔の近くに指紋があると目立つ
- スマートフォン本体が、胸元や首元を隠す
3つ目が効きます。チョーカーやネックレスを見せたいなら、鏡越しは向きません。手に持った端末が、ちょうどその高さに来ます。
首元を写したい日は、置いて撮るかタイマーを使ってください。耳元だけなら、鏡越しでも問題ありません。
家族がいる家で撮る
一人暮らしでない場合、使える時間と場所が限られます。
- 撮る時間を先に決める。人のいない時間帯を選ぶ
- 広い部屋より、整理しやすい狭い場所のほうが早い
- 着替えと片づけを含めて、時間を見積もる
小物だけを撮るなら、机の上と手元だけで足ります。全身を撮るより場所も時間も要りません。耳元、手元、首元を近くで撮った写真は、それだけで記録になります。
まとめ
- 移動が無いので、重い物・音の出る物も使える
- 難しいのは光。天井の照明だけだと耳元が影になる
- 電球色では銀が金に見える
- 背景を無地にすると、小物が見える
- 寄りで撮れるので、大きさより作りの質
- 自撮りなら写る側だけ着ければよい
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