童話や絵本のキャラクターは、元が絵で、色数が非常に少ないという共通点があります。赤い頭巾、青いエプロン、白いシャツ。それだけで成立しています。
だから、小物で色を足すとすぐに元から離れます。この系統は、引き算で作ります。
色は2色までで足りる
| 元の絵 | たいてい2〜3色で描かれている |
|---|---|
| やること | その色の中から1色を選んで、小物に使う |
| やらないこと | 絵に無い色を持ち込む |
絵本の絵を見て、使われている色を数えてください。3色を超えていることは、まずありません。
象徴を1つだけ持つ
この系統のキャラクターは、持ち物や身につけ物で見分けられています。頭巾、かご、鍵、時計、りんご。
- その1つを、はっきり持つか身につける
- 他の飾りは足さない
- 象徴が2つ以上あると、誰なのか分からなくなる
3つ目が実際に起きます。いろいろな童話の記号を混ぜると、どれでもない人になります。
金属は、ほとんど使わない
絵本の絵に、光る金属が描かれていることは少なくなります。
- 布・リボン・紐が中心
- 金属を使うなら、くすんだ真鍮色
- 磨いた銀は、この系統では浮く
鍵や懐中時計のような、物語の道具としての金属なら例外です。それは飾りではなく象徴なので、1つだけなら成立します。
作れる物が多い
この系統は、手作りと相性がよいという利点があります。
| リボン | 髪、首、腰。リボンで髪飾りを作る記事の方法で足りる |
|---|---|
| 布の飾り | フェルトなら切りっぱなしでよい。フェルトの記事にまとめています |
| 紐と布のチョーカー | 金属をほとんど使わない。チョーカーの記事の方法 |
買うより作るほうが近づく、という珍しい系統です。売っている物は、たいてい装飾が多すぎます。
子供のいる場に行くことが多い
この系統は、家族向けの催しや、子供の集まる場で着る機会があります。
- とがった物、小さく外れる部品を使わない
- 引っぱられても外れる作りにする
- 怖く見える物を足さない
2つ目は、首元に着ける物で特に重要です。結ぶだけのリボンなら、引かれてもほどけるだけで済みます。作り方の注意はチョーカーの記事にまとめています。
髪型が、ほぼ決まっている
この系統は髪型まで含めて記号になっていることが多く、そこが耳元の扱いを決めます。
- 三つ編み・二つ結び:耳が出る。耳元が使える
- 頭巾やボンネットをかぶる:耳が隠れる。耳元は要らない
- 髪を下ろす:髪飾りが主役になる
かぶり物がある場合、耳元に何を着けても写りません。その分を首元と手元に回してください。
ハロウィンに寄せる
童話をハロウィンに持っていく方法は、大きく2つです。
| 色を暗くする | 同じ形のまま、色を黒と紫に置き換える |
|---|---|
| 象徴を1つ足す | 小さいコウモリ、月、黒猫を1点 |
1番目のほうが強く効きます。形はそのままで、色だけ暗くする。元のキャラクターだと分かったうえで、行事に乗っている状態になります。
ただし、暗い色にすると装飾が重く見えます。その場合は、飾りを1つ減らしてください。
元の絵柄に気をつける
古くから伝わる物語そのものと、特定の映像作品や商品で使われている意匠は別のものです。特定の作品のデザインをそのまま模した物を作ったり販売したりすることには、権利上の問題が生じる場合があります。物語の要素として一般的な形(赤い頭巾、白いエプロンなど)にとどめるのが安全です。
小物についても同じで、特定の作品の記章やロゴを模した物は避けてください。物語の道具としての形であれば問題は起きません。
残せるもの
- 無地のリボン → 色を替えれば通年で使える
- 細い革ひもや紐のチョーカー → そのまま使える
- 頭巾、エプロン、象徴の小道具 → その日だけ
この系統は買う物が少なく、作れる物が多いので、出費という点では負担の軽い仮装です。
かごや小道具を持つ日
この系統は、手に何かを持つキャラクターが多いのが特徴です。かご、ランタン、本、花束。
- 持っている物が主役になるので、手元の小物は要らない
- 指輪をしていると、持ち手に当たって滑る
- 片手がふさがるので、着け外しがしにくい
持ち物がある日は、手元は空けて、顔まわりだけ作ってください。写真でも、手には持ち物が写ります。
かご自体に小さい飾りを付けるという手もあります。体に着けない見せ方なので、衣装が何であっても使えます。考え方は持ち物で見せる記事と同じです。
2人以上で並ぶとき
この系統は、別々の物語のキャラクターが並んでも成立します。絵本という枠が共通しているためです。
| そろえる | 質感だけ。全員が布と紐でまとめる |
|---|---|
| そろえない | 色、形、象徴。ばらばらでよい |
| やらない | 一人だけ金属を多く使う。そこだけ別の系統に見える |
そろえるのは質感1つで足ります。全員が布でまとまっていれば、色が違っても1枚の絵になります。
まとめ
- 元が絵で色数が少ない。絵に無い色を足さない
- 象徴は1つだけ。混ぜると誰でもなくなる
- 金属はほとんど使わない。布・リボン・紐が中心
- 買うより作るほうが近づく
- 子供のいる場では、引っぱられたら外れる作りにする
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