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フェルトで小物を作る|切っても、ほつれない

フェルトは、切りっぱなしで使えるという、布としては珍しい性質を持っています。

端の処理が要りません。切って、重ねて、留めるだけで形になります。子供と一緒に作れる材料でもあります。

ほつれないので、端の処理が要らない

普通の布 切った端がほつれる。縫うか、ほつれ止めが要る
フェルト 切りっぱなしでよい。細かい形も切り出せる

これが効くのは、コウモリ・猫・星・クモの巣のような、輪郭が複雑な形を作るときです。普通の布では縁の処理が大変になります。

そろえる物

  1. フェルト:黒・紫・オレンジ・白。厚みが数種類ある
  2. はさみ:先の細い物があると、細かい形を切れる
  3. 土台:ヘアピン、クリップ、ブローチ用の金具
  4. 接着剤か、細いワイヤー

厚みは1ミリ前後が扱いやすいとされています。厚いと立体感が出ますが、細かい形が切りにくくなります。

型紙を作ってから切る

いきなりフェルトに切り込むと、失敗したときに材料が減ります。

  • 紙に形を描いて、切る
  • 紙をフェルトに当てて、まわりをなぞる
  • 2枚必要なら、紙を使い回す。左右で形がそろう

3つ目が重要です。耳元に使うなら左右で同じ形が要ります。紙の型紙が1枚あれば、何枚でも同じ形が切れます。

重ねると立体になる

フェルトは重ねるだけで奥行きが出ます。ここがこの材料のいちばんの利点です。

1枚 平ら。薄いので、横から見ると存在感が無い
2枚重ね 厚みが出る。色を変えると縁取りになる
3枚以上 立体的。重くなり、留めにくくなる

おすすめは2枚重ねです。下に少し大きい黒、上に小さいオレンジとすると、輪郭がはっきりします。

色は、暗い色を下に

重ねるときの順番には決まりがあります。

  1. 下に暗い色(黒、濃い紫)
  2. 上に明るい色(オレンジ、白)

逆にすると、上の暗い色が沈んで、形が見えなくなります。写真では特にそうなります。

この考え方は、色の明るさに差をつけるという色合わせの記事の話と同じです。

留め方は2通り

  • 接着する:速い。布に向く接着剤を選ぶ。硬く固まる物は避ける
  • 細いワイヤーで留める:外せる。土台を使い回せる

フェルトは動く素材なので、瞬間接着剤のように硬く固まる物とは相性がよくありません。種類の選び方は接着剤の記事にまとめています。

軽いという利点

フェルトは金属や樹脂よりはるかに軽いので、大きい形を作っても負担になりません。

  • 大きいコウモリ、大きい星でも耳が痛くならない
  • 髪飾りにしても、ずり落ちにくい
  • 子供に着けても、当たって痛くない

「大きい飾りが欲しいが、重い物は使えない」という場面で、いちばん現実的な答えになります。重さの話は重さで選ぶ記事にあります。

向かない場面

雨の日 濡れると形が崩れる。乾いても戻らない
近距離の撮影 質感が布なので、金属のような精密さは出ない
汗をかく場面 色移りすることがある

屋外の予定があるなら、天気を見てから持ち出すか決めてください。雨の日の考え方は雨のハロウィンの記事にまとめています。

子供と作る場合

フェルトは、刃物を使う工程だけ大人がやれば、あとは子供でもできます。

  1. 切るのは大人
  2. 重ねる順番と色を、子供が決める
  3. 接着剤を使うなら、換気と扱いを大人が見る

小さい部品が外れると危ないので、細かいビーズや金具を足さないほうが安全です。フェルトだけで完結させてください。

しまい方

フェルトはつぶれると戻りません。

  • 平らに置く。上に物を載せない
  • ほこりが付きやすいので、袋に入れる
  • 湿気を避ける

毛羽立ってきたら、それはそれで味になります。金属と違って、傷んでも見た目が急に悪くはなりません。

作れる物の例

フェルトが向くのは、輪郭で見せる形です。細かい模様より、シルエットが分かる物に使います。

髪飾り コウモリ、猫の耳、星。大きくても軽い
ブローチ かぼちゃ、月。衣装の上に置ける
イヤリング 小さい形を2枚。軽いので耳が痛くならない
バッグに付ける飾り 大きめでも負担にならない

肌に直接触れる場所より、衣装や持ち物の上に置く使い方のほうが向いています。露出の少ない衣装での置き方は衣装の上に置く記事にまとめています。

金属と組み合わせる

フェルトだけだと、写真でのっぺりして見えることがあります。布は光を返さないためです。

  • 小さい金属の粒を1つだけ足す:目の位置、中心に
  • 金具の色は金か銀のどちらかにそろえる
  • 足すのは1点まで。増やすと布の良さが消える

1点だけ光る場所があると、そこに視線が留まって、形全体が見えるようになります。布と金属は、こういう役割分担で使えます。

まとめ

  1. フェルトは切りっぱなしで使える。端の処理が要らない
  2. 紙の型紙を作れば、左右で同じ形が切れる
  3. 2枚重ねが扱いやすい。暗い色を下に
  4. 軽いので、大きい形を作っても負担にならない
  5. 雨の日には持ち出さない

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商品の価格・在庫・仕様は変わります。購入の前に販売ページでご確認ください。金属アレルギーが心配な方は素材の表示を確認し、必要に応じて医療機関にご相談ください。詳しくは免責事項をご覧ください。

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