鎧、ローブ、魔法使いの衣装。ファンタジー系のコスプレでは、現代のアクセサリーがそのまま浮きます。
形が整いすぎている、素材が新しすぎる、モチーフが現代的すぎる。この3つが理由です。
「作られた時代」を合わせる
ファンタジーの衣装には、暗黙の時代設定があります。そこから外れた形は、すぐに分かります。
| 合う | 石をそのまま留めた物/打ち出した金属/革ひも/鎖/単純な幾何学の形 |
|---|---|
| 浮く | 細かくカットされた透明な石/鏡のように磨かれた面/現代的なロゴや文字 |
要は、「機械で精密に作った感じ」が出ると浮きます。手で作ったように見える物、または素材そのものの形が残っている物を選んでください。
鎧と金属アクセサリーは競合する
鎧や籠手を着ける衣装では、すでに全身が金属です。ここにさらに金属を足すと、どこが飾りか分からなくなります。
- 鎧が銀色:アクセサリーは革か石。金属を足さない
- 鎧が革・布主体:金属の飾りが効く
- 部分鎧(肩だけ、腕だけ):鎧の無い側に飾りを置く
3つ目が使える考え方です。片方の肩だけ鎧なら、反対側の耳に飾りを置くと、左右のバランスが取れます。
ローブ・フードは顔まわりを消す
フードをかぶる衣装では、耳元は暗くなって見えません。
この場合の見せ場は2つです。
- フードの前で留める部分(ブローチ、留め具)
- 手元(杖や本を持つので、必ず写る)
フードを留めるブローチは、この衣装でいちばん目立つ位置にあります。ここに予算をかける価値があります。考え方はフードをかぶる仮装と同じです。
石の使い方
ファンタジーでは、石が重要な意味を持つことがあります。
- 大きい石を1つ:力の象徴として成立する。小さい石を散らすより強い
- 透明すぎない石:不透明・半透明のほうが古く見える
- 色は属性に合わせる:赤は火、青は水、緑は自然、紫は魔法
3つ目は、見る人に伝わりやすい約束事です。キャラクターの属性が決まっているなら、そこに合わせると説明が要りません。
重さの問題が大きくなる
ファンタジー系の小物は、大ぶりになりがちです。そして衣装自体も重いことが多くなります。
- 鎧や装備で、すでに体に負担がかかっている
- そこに重い耳飾りを足すと、消耗が早まる
- 大きい石ほど重い
見た目が大きくても、樹脂製なら軽くできます。ファンタジー系では、樹脂や軽い金属で「大きく見せる」ほうが現実的です。何グラムまでなら耐えられるかは、重さで選ぶ記事を目安にしてください。
汚しと使い込み感
新品の輝きは、ファンタジーでは不利になることがあります。
| 旅をしている設定 | くすんだ金属、傷のある革。新品は浮く |
|---|---|
| 王族・高位の設定 | 磨かれた金属でよい。むしろ新品らしさが合う |
| 魔法使い・研究者 | 実用品らしさ。装飾は少なめ |
設定によって、新品が正解にも不正解にもなります。そのキャラが物を大事にする立場か、使い倒す立場かで判断してください。
装備品はアクセサリーではない
ベルト、ポーチ、ホルスター、留め具。これらは装備であって装飾ではありませんが、写真では飾りとして見えます。
- すでに金属部品が多いなら、アクセサリーは足さない
- 金具の色は全部そろえる。ここがばらつくと安く見える
- 数を増やすより、1つを大きく
装備の多い衣装では、アクセサリーの出番はほとんどありません。その分、装備の金具の色をそろえることに手間をかけてください。
動きと安全
ファンタジー系は、大きな小道具を持つことが多い分類です。
- 杖や剣を持つと、手元のアクセサリーは隠れる
- 振る動作をするなら、揺れる耳飾りは外れる
- マントや布が長いと、引っかかる
大きな小道具は、会場によって持ち込みや長さの制限があります。素材や形の決まりが定められていることもあります。参加の前に、必ず主催者の規定を確認してください。
光る小物を使う場合
ファンタジー系では、光る石や発光する小物が使われることがあります。
- 暗い会場では強い:ほかに光源が無いので、そこだけ目立つ
- 明るい場所では見えない:日中の屋外では、ほぼ分からない
- 電池が要る物は、当日の持続時間を確かめておく
発光する小物や電池を使う物は、会場によって持ち込みの制限がある場合があります。参加の前に主催者の規定を確認してください。
左右非対称にする
ファンタジーの衣装は、もともと左右が違うことが多い分類です。片方だけ籠手、片方だけマント。
アクセサリーもこれに合わせられます。
- 装備のある側と反対側に飾りを置く
- 両耳ではなく、片耳だけにする
- 左右対称にすると、かえって整いすぎて見える
この分類では、そろっていないことが自然です。日常のアクセサリーの感覚とは逆になります。
まとめ
- 精密に作られた感じが出ると浮く。素材の形が残る物を
- 鎧が銀色なら、金属は足さない
- フードなら見せ場は留め具と手元
- 石は大きいものを1つ。属性の色に合わせる
- 大きく見せたいなら樹脂。衣装がすでに重い
- 装備の多い衣装は、金具の色をそろえることに手間を使う
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小道具の持ち込みについては、会場・主催者の規定にしたがってください。商品の価格・在庫・仕様は変わります。購入の前に販売ページでご確認ください。詳しくは免責事項をご覧ください。