小物に使う接着剤の選び方|素材の組み合わせで決まる
手作りでいちばん多い失敗は、接着剤の種類が合っていないことです。付かない、白くなる、当日に取れる。原因はたいていここにあります。 接着剤は「強いか弱いか」ではなく、くっつける素材の組み合わせで選びます。 まず、接着せずに済まないか 接着はやり直しがきかない工程です。始める前に、他の方法が無いかを一度確認してください。 丸カンでつなげる → 外せる。作り直せる ワイヤーで巻く → 外せる 接着する → 戻せない この順番はピアスを手作りする記事でも触れていますが、接着剤を使うのは他の方法で留められない形のと ...
執事・王子系の小物|決まるのは、首から手首までの範囲
執事や王子の衣装は、体のほとんどが布で覆われています。肌が出るのは、顔と手だけです。 だから、小物で作れる場所は首から手首までの範囲に限られます。逆に言えば、ここさえ決まれば全体が決まります。 使える場所は4つしかない 襟元タイやスカーフを留める位置。正面からいちばん見られる 胸ポケットの上、ジャケットの返し。1点だけ置ける 袖口カフス。手を動かすたびに写る 手指輪、手袋。所作で見せる場所 耳元は、この系統ではほとんど使いません。髪型が整えられていて、顔の輪郭を見せる形が多いためです。使うとしても、耳に密 ...
瞳の色と小物の色合わせ|瞳は耳元より先に見られる
色付きのコンタクトレンズを使うと、瞳の色が変わります。そして瞳は、顔まわりでいちばん強い色になります。 ここが変わると、合うアクセサリーの色も変わります。順に見ていきます。 色付きのコンタクトレンズは、日本では高度管理医療機器に指定されています。使用にあたっては、必ず眼科を受診し、承認された製品を、販売元の定める方法にしたがって使用してください。当サイトでは、製品の選び方・使用方法・安全性について医学的な判断や助言はしません。目に異常を感じた場合は、直ちに使用を中止して眼科を受診してください。ここで扱うの ...
コスプレの小物を普段使いに回す|分かれ目は何かを指しているか
コスプレのために買った小物が、引き出しにたまっていく。そのうちのいくつかは、普段の服でも使えます。 どれが使えて、どれが使えないのか。分かれ目ははっきりしています。 分かれ目は「何かを指しているか」 普段も使える月/星/猫のシルエット/幾何学の形/石だけの物/シンプルなチェーン 使いにくい特定の作品の記号/文字の入った物/極端に大きい物/血や骨 基準は、それを見た人が「何か」を思い浮かべるかどうかです。月は何も指しませんが、特定の作品の紋章は、それを知っている人には伝わります。 大きさで決まることも多い ...
自宅で撮るときの小物|難しいのは光と背景
会場に行かず、自宅で撮る。いわゆる宅コスは、イベントとは条件がまったく違います。 そして、アクセサリーの選び方も変わります。制約が減る部分と、増える部分があります。 制約が消える部分 移動が無い:落とす、引っかける機会がない 着替えの時間制限が無い:ゆっくり着けられる 周囲への配慮が要らない:音の出る物も使える 途中で外して休める 3つ目は宅コスならではです。鈴の付いた物、大きく揺れる物、重い物。イベントでは避ける物が、自宅なら使えます。撮る瞬間だけ着ければよいためです。 増える制約は「光」 いちばん難し ...
コスプレの小物の買い方|1回しか使えない物を最初に買わない
コスプレは、続けるほど小物が増えます。そして気づくと、使っていない物ばかりになります。 ここでは、無駄を減らす買い方を整理します。金額の話ではなく、何から買うか、何を買わないかの話です。 1回しか使えない物を、最初に買わない 買い物の失敗は、ほぼこれです。 そのキャラ専用のモチーフ:ほかで使えない 特殊な色:その衣装にしか合わない 大きすぎる物:ほかの衣装では浮く これらを最初に買うと、キャラを変えるたびに一式そろえ直すことになります。 先に土台をそろえる どのキャラでも使える物から買います。 銀の小さい ...
コスプレの色合わせ|金属の色は3つしかない
アクセサリーで迷う原因のほとんどは、色をどう合わせるかです。形やモチーフは資料を見れば決まりますが、色は自分で決めることになります。 ここでは、コスプレ全般に使える色の決め方を、順番に整理します。 金属の色は3つしかない まず、ここを押さえてください。アクセサリーの土台の色は、実質3種類です。 ゴールド暖かい。華やか、豪華、古い時代。赤・茶・緑と合う シルバー冷たい。現代的、清潔、硬い。青・紫・黒と合う 黒(黒メッキ)硬い。暗い、強い。どの色にも合うが、暗い衣装では消える この3つのうち、その日に使うのは ...
持ち物で見せる|身につけないので衣装の制約を受けない
アクセサリーを身につけない衣装でも、持ち物で見せるという方法があります。 缶バッジを並べた鞄、キーホルダー、チャームを付けたポーチ。身につけないので、衣装の制約を受けません。 身につけない利点 衣装を傷めない:ピンで穴を開けなくてよい 肌に触れない:金属が合わない方でも使える 着替えの手順が増えない 上着を着ても隠れない 3つ目と4つ目は実用的な利点です。冬のイベントでは、身につけた飾りは上着で全部消えますが、鞄は消えません。季節の影響は冬の記事にまとめています。 重さがそのまま肩に来る 缶バッジは1つが ...
獣耳キャラの耳元|耳が2組ある状態になる
獣耳、動物耳、ケモ耳。呼び方はいろいろですが、頭に耳が付くキャラクターは非常に多く、コスプレでも定番です。 そして、この設定はアクセサリーにとっていちばん条件が厳しいものの1つです。 耳が2組ある状態になる 獣耳を付けると、頭の上に耳、その下に本物の耳という状態になります。 視線は上の耳に行く:大きくて動きがあるため 下の耳元に飾りを付けても、気づかれにくい 両方に飾りがあると、顔の横がうるさくなる 基本は、耳元は小さくするか、付けないです。獣耳そのものが、この衣装でいちばん大きい飾りになっています。 耳 ...
小物のサイズが合わないとき|切らずに、丸カンで詰める
通販で買った小物が、着けてみたら合わない。大きすぎる、きつい、長すぎる。これはよく起きます。 返品する前に、調整できるかどうかを確かめてください。多くの場合、自分で直せます。 直せる物と、直せない物 直しやすいチェーン(長さを詰める)/チョーカー(留め具で調整)/丸カンでつながった物 やや難しい指輪のサイズ/イヤリングの締め具合 直せない一体成型の飾りの大きさ/フープの直径 買う前に「調整できる作りか」を見ておくと、この問題は起きにくくなります。とくにチョーカーは、調整用のチェーンが付いている物を選んでく ...
変色した小物を手入れする|強くこすらない、研磨剤を使わない
久しぶりに出した小物が、黒ずんでいる。金色が鈍くなっている。これは保管中に起きた変化で、たいていは元に戻せます。 ただし、素材によってやり方が違い、間違えると傷めます。 まず、素材を確かめる お手入れの方法は素材によって大きく違います。商品に取扱いの説明がある場合は、必ずそちらを優先してください。ここに書くのは一般的な考え方です。素材が分からない物は、いちばん弱い素材だと考えて扱ってください。 分からない場合の原則は1つです。やわらかい乾いた布で拭く。これだけなら、ほとんどの素材で問題になりません。 やっ ...
コスプレの小物を直すための道具|ヤットコ2本と丸カンで足りる
コスプレの小物は、当日に壊れます。そして直せるかどうかは、道具を持っているかで決まります。 ここでは、何をそろえれば足りるのかを、優先順位をつけて並べます。 まず、この2つだけでいい ヤットコ2本(先の細いペンチ) 丸カン数個 この2つで、小物の破損のかなりの部分が直せます。チャームが外れた、チェーンが切れた、金具が取れた。どれも丸カンでつなぎ直せます。 ヤットコが2本要るのは、1本では丸カンをまっすぐ扱えないためです。片方で押さえ、もう片方でずらします。1本だと輪がゆがみます。 ヤットコの選び方 平ヤッ ...
