資料から装飾を再現する|合わせる順番は、形・位置・大きさ・色
キャラクターがアクセサリーを着けている場合、それをどこまで正確に作るかという問題が出てきます。 完全に同じ物は売っていません。どこを合わせ、どこを妥協するかを決める話になります。 資料を集める順番 まず、判断の材料をそろえます。 公式の設定資料・カラーイラスト(いちばん正確) アップの場面(細部が描かれている) 複数の場面を見比べる(場面によって描き方が違うことがある) 立体化された公式グッズ(立体の解釈が分かる) 4つ目は見落とされがちです。フィギュアやアクリルスタンドは、平面の絵を立体にした結果なので ...
中古で小物を買うときの注意|写真に写らない場所を見る
コスプレの小物は、中古やフリマアプリで手に入ることがあります。すでに生産が終わった物を探すなら、そこしかない場合もあります。 ただし、身につける物なので、確認する点が新品とは違います。 写真では分からないこと 出品写真は、たいてい良い状態に見えます。写らないのは次の部分です。 金具の内側肌に触れる場所。メッキがはがれていることがある 留め具の効き緩んでいるかどうかは、写真で分からない 丸カンの状態一度開いた輪は弱い においや汚れ写真には写らない 質問できるなら、「肌に触れる部分の状態」と「留め具が緩んでい ...
金具の色を塗り替える|肌に触れる部分は塗らない
形は合っているのに、色が違う。金具の色さえ変えられれば使えるのに、という場面はよくあります。 塗り替えという方法はありますが、できることと、やらないほうがいいことがはっきり分かれます。 先に、やらないほうがいい場所 肌に直接触れる部分(ピアスの芯、キャッチ、イヤリングの金具の内側、指輪の内側)を塗るのは、当サイトでは推奨しません。塗料がはがれて肌に触れる可能性があり、その影響を確かめる手段がないためです。肌に触れる部分の色を変えたい場合は、その色の金具に交換してください。金属アレルギーが心配な方は、なおさ ...
帽子・カチューシャをかぶるキャラの耳元|顔からの距離で決まる
帽子、カチューシャ、ヘッドドレス、ヘッドホン。頭に何かを乗せるキャラクターは非常に多いです。 そして、頭に乗る物は必ず顔の横に影響します。耳元の扱いは、そこから逆算します。 顔からの距離で決まる 同じ「頭に乗る物」でも、耳との距離が違います。 遠い(耳元を使える)頭頂に乗る小さい帽子/高い位置の猫耳/天使の輪 近い(干渉する)つばの広い帽子/低い位置のカチューシャ/ヘッドドレス/耳当て 覆う(使えない)ヘッドホン/フルフェイス/耳まで覆うフード 買う前に、その頭の飾りが耳から何センチ離れているかを見てくだ ...
ネイルと手元の小物|指輪とネイルはどちらか一方
手元は、コスプレで作り込む人と、何もしない人がはっきり分かれる場所です。 そして、指輪とネイルは同じ場所を取り合います。両方をやると、手元の情報が多くなりすぎます。 手元が写る場面は限られている まず、その日に手が写るかどうかを確かめてください。 写る小道具を持つ/顔の横に手を上げる/腕を組む/座って肘をつく 写らない手を下ろした立ち姿/ポケットに手を入れる/全身の引き/手袋をする 手が写らない衣装なら、手元には何もしなくて構いません。時間と予算を顔まわりに回してください。 ネイルと指輪は、どちらか一方 ...
冬のイベントで、上着と静電気|残るのは耳元だけ
冬のイベントは、夏とは逆の問題が起きます。汗ではなく、上着と静電気と寒さです。 そして最大の問題は、せっかく着けた物が上着で全部隠れることです。 上着を着た時点で、首元は消える コートやマフラーを着ると、顔から下は覆われます。 首元完全に消える。マフラーなら顎まで隠れる 手元手袋をすれば消える。袖も長くなる 耳元残る。ただし耳当てやフードで隠れることがある つまり、冬の屋外は耳元しか残りません。会場に入って上着を脱ぐまでの間、首元と手元は無いのと同じです。 「会場で着ける」に切り替える 解決策は単純で、移 ...
夏のイベントで、汗と金属|傷むのは汗をかいた日
夏のイベントは、コスプレでいちばん体に負担がかかる季節です。そして小物がいちばん傷む季節でもあります。 原因は汗です。金属も、布も、接着も、汗に弱い部分を持っています。 汗が金属に与えること 汗は水ではありません。塩分や皮脂を含みます。 変色が早まる:とくに銀色の物、メッキの物 すき間に残る:チェーンの継ぎ目、留め具の内側 拭かずに放置すると、跡が残る 1日で壊れることはありませんが、夏を何回か越えると差が出ます。その日のうちに拭くかどうかで、翌年の状態が変わります。 肌に触れる時間が長くなる 夏は肌の露 ...
露出の少ない衣装でアクセサリーを見せる|衣装の上に置く
制服、軍服、ローブ、着ぐるみ。肌がほとんど出ない衣装では、アクセサリーの置き場所がありません。 首は襟で覆われ、手は袖の中、耳は髪や帽子の下。それでも見せる方法はあります。 まず、使える場所を数える 衣装を着た状態で、肌や布が見えている場所を数えてください。 顔まわり髪型と帽子による。ここが唯一残ることが多い 手首袖の長さ次第。数センチ出ていれば使える 胸元襟が開いていれば。ブローチや徽章の位置 腰ベルトの位置。下げる物が置ける ほとんどの衣装で、2か所は残っています。全部が塞がっていることは、実際にはあ ...
鎧・ファンタジー衣装の小物|精密すぎる物は浮く
鎧、ローブ、魔法使いの衣装。ファンタジー系のコスプレでは、現代のアクセサリーがそのまま浮きます。 形が整いすぎている、素材が新しすぎる、モチーフが現代的すぎる。この3つが理由です。 「作られた時代」を合わせる ファンタジーの衣装には、暗黙の時代設定があります。そこから外れた形は、すぐに分かります。 合う石をそのまま留めた物/打ち出した金属/革ひも/鎖/単純な幾何学の形 浮く細かくカットされた透明な石/鏡のように磨かれた面/現代的なロゴや文字 要は、「機械で精密に作った感じ」が出ると浮きます。手で作ったよう ...
はじめてのコスプレで最初に買う小物|飾りより先に要る物
はじめてコスプレをするとき、衣装とウィッグに予算を使い切って、小物が何も無いという状態になりがちです。 そして当日、顔まわりが寂しいことに気づきます。ここでは、最初に何を買えばよいかを順番に並べます。 最初に買うべきは、飾りではない 意外に思われますが、最初の買い物は装飾品ではありません。 ジッパー袋(外した物を入れる) 予備のピアスのキャッチ 安全ピン数本 小さい手鏡 この4つは合計しても小さく、軽く、当日いちばん役に立ちます。飾りは無くても写真は撮れますが、衣装がほつれたり、片方のピアスを落としたりす ...
原作に指定がないキャラの小物の決め方|迷ったら引く
資料を見ても、耳元や首元が描かれていない。あるいは、場面によって違う。原作にアクセサリーの指定が無いキャラクターは、実はかなり多くいます。 このとき、何を根拠に決めればよいのか。順番に整理します。 まず「本当に無いのか」を確かめる 無いと判断する前に、3か所を見てください。 カラーイラスト・設定資料:線画では省略されていることがある 別の衣装・別の場面:私服の場面で着けていることがある アップの絵:小さい飾りは、引きの絵では描かれない 2つ目がとくに有効です。制服の場面では描かれていなくても、私服の場面で ...
制服・学生服キャラの小物|何も付けないのが正解のことがある
学生服や制服のキャラクターは、コスプレでいちばん数が多い分類です。そしていちばんアクセサリーで悩む分類でもあります。 理由ははっきりしています。制服は本来、装飾を認めない服だからです。原作の絵でも、耳や首に何も描かれていないことがほとんどです。 「何も付けない」が正解の場合がある まずここを確認してください。そのキャラクターは、原作で何か着けていますか。 着けている:それを再現する。ここで迷う必要はない 着けていない:付けないのが最も正確 描かれていない(不明):判断が必要になる 2つ目を選べるかどうかが ...
